兵庫県立歴史博物館へ行ったら、石川県輪島市門前町黒島町の神輿が、『能登半島地震被災神輿 修復完成記念展示』ということでロビーに展示されていました。
輪島市門前町黒島町で毎年8月17・18日に行われる「黒島天領祭」で用いられる若宮八幡神社の神輿は、令和6年(2024)1月1日に発生した能登半島地震で神社の梁の下敷きになり、大破したそうです。姫路で修復していましたが、今年の2月に完成しました。
細かい螺鈿細工などが施してあってとても綺麗な御神輿でした。
とても落ち着いた色合いで、年月が生み出す風格を感じました。
神輿は7月に黒島町に戻り、今年の「天領祭」に2年ぶりに復活する予定だそうです。
説明書き
***映画「国宝」を見てきました。見てきた後、ネットの口コミを読むと否定的な評価もありましたが、大方肯定的な意見でした。私はその日一日中、とても綺麗ないい映画を見てきたという満足感で興奮していました。
テレビでは、今も成長過程にある歌舞伎役者の家に生まれてきた子供たちの修業ぶりがよく紹介されます。
今回映画で演じた俳優さん達も、歌舞伎の世界を担う次世代の役者さん達も、そして能登の神輿を修復した職人さんも、皆さんそれぞれの分野で仕事人だなぁと思わされた一日でした。
ご訪問、ありがとうございました。